子育て 書評

小学校高学年になった子どもに勧めたい本!「なぜ僕らは働くのか」のおススメポイント3つ!

小学校高学年になった子どもに「働くこと」について学んでほしいなぁ

それなら池上彰さん監修の「なぜ僕らは働くのか」がおススメ!
漫画形式で進んでいく物語や、挿絵がいっぱいの解説など、読みやすさに工夫がいっぱいだよ!

子どもにおススメしたいポイント!

子どものときって、働く大人が別世界の人間に見えて遠い存在のようにかんじませんでしたか?

本書はそんな子どもと大人の距離をグッと縮めてくれる本です!

本書は小学校高学年から高校生を対象に書かれています。

「働く」を切り口に、子どもにとってこれから待ち構える人生のいろいろなことを予習できます。

その本書をなぜ子どもにおススメしたいのか、そのポイントは次の3つです!

  • 中学2年生の男の子を主軸に進む話に子どもが共感しやすい
  • 章ごとに「マンガ」→「挿絵いっぱいの解説」の構成になり子どもでも読みやすい
  • 子どもを対象にした説明がとても易しく、子どもでも理解しやすい

1つ目のおススメポイントは、中学2年生の男の子を主軸に進む話に子どもが共感しやすいこと。

この男の子は、中学受験を頑張って東京の私立中学に入学した結果、周囲の学力についていけず不登校になり広島の公立中学に引っ越します。

そこで一緒に住むことになった叔母から「働くこと」について色々と教わっていくことになります。

自分と同世代の子どもが周囲の大人から「働くこと」について学んでいくその姿勢は、共感しながら読めるためとても話に入り込みやすいです。

ぼくも読み進めながら、自分が子どもの頃に戻ったような感覚になっていましたね。

2つ目のおススメポイントは、マンガ→挿絵いっぱいの解説が読みやすいこと。

マンガについては前述した話もあるので割愛しますが、その後にある解説がとても読みやすいです。

文章だけでは理解できな部分を挿絵がしっかりと補ってくれていて、子どもでも飽きずにどんどん読み進めていくことができます。

3つ目のおススメポイントは、説明が易しく、理解しやすいことです。

2つ目のポイントであった、挿絵の話に相まって解説内容が易しくてとても理解しやすいです。

子どもを思って書いているのだろうなぁと思う書かれ方や言葉選びに、子どもにきちんと理解してもらう!という思いが溢れています。

もくじ

本書のもくじは次のようになっています。

  • 第1章 仕事ってなんだ?
  • 第2章 どうやって働く?
  • 第3章 すきを仕事に?仕事を好きに?
  • 第4章 幸せに働くってどういうこと?
  • 第5章 大人も知らない未来の"働く"
  • 第6章 いま あなたたちに伝えたいこと
  • エピローグ

次の章では、本書で気になった個所を紹介していきます。

いま あなたたちに伝えたいこと

第6章の名前の通り、この本でずっと解説してきたことがメッセージとなってギュっとつまっています。

今まで書かれてきた「働くこと」の解説を含めて、じゃああなたはどうしたらいいのか。

「そこに正解はないんだよ。」

そんなメッセージが込められています。

今の世の中は昔と比べて環境がかなり変わってきています。

環境が変わって、その人の個性というものがどんどん前に出てもいい空気が徐々に作られつつあるように感じませんか。

自分の人生に向き合って自分の可能性を認めてあげよう

この本を読むことで子どもにそのメッセージが伝わってほしいと思います。

そうすることで子どもにこれからの人生を切り開くヒントを与えてくれるのではないかと思います。

まとめ

本記事では、「なぜ僕らは働くのか」について紹介しました。

この本は本当に有益だと思います。

個人的には子どもに読ませるだけではなく、大人でも読んでほしい一冊ですね。

働いていてその意義がよくわからなくなったときとかに、すっと本棚からこの本をとって読んだりすると自然と心が落ち着きます。

中学ぐらいのときにこの本と出合えていたらもっと人生変わっていたのかなーとか少し思いましたね。

ぼくは娘が大きくなって小学校高学年ぐらいになったら、この本を渡してあげたいと思っています。

この本を読んでもらえることで、「パパの仕事ってどんなことしてるの?」なんて興味を持ってもらえたら嬉しくないですか?


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