書評

大学生になった子どもに必ず伝えたい一冊!【なんのために学ぶのか】の感想・書評・要約

今回の記事では、池上彰さんが書いた、「なんのために学ぶのか」の感想・書評・要約についてまとめるよ!

こんな方におすすめ

  • 今年から大学生になる方
  • 進路に悩んでいる高校生
  • 子どもに「学ぶことはどういうことか」を教えてあげられるようになりたい親

本書の紹介

「なぜ勉強しなければならないのか?」

皆さんはこの問いに答えることができますか?

ぼくたちが普段生活している中で
あぁ、これを勉強しておけば!
と思うことって結構ありますよね。

本書にはその答えにつながるヒントが
たくさん散りばめられています。

また、1つ1つのヒントに繋がる話は
大体1~3ページぐらいなので
隙間時間でサクサクと読めることも
本書の特徴ですね。

最初に問いかけた

「なぜ勉強しなければならないのか?」

これに答えられないのであれば
ぜひ一度手に取って読んでみることをおススメします。

ぼくはこの本を読むことで
勉強することに対する思いが変わりました。

何度も繰り返し読むことで
学びがどんどん深くなっていくような
そんな本だと思っています。

もくじ

  • はじめに
  • 1章 勉強が好きじゃなくてもいい
  • 2章 どうして勉強しなくちゃいけないの?
  • 3章 失敗・挫折から学ぶ
  • 4章 読書が好き
  • 5章 生きることは学び続けること

「児童」「生徒」「学生」の違いとは?

今回は、本書にある数多くの話の中から
高校までは「生徒」、大学に入ったら「学生」
という話を紹介するよ!

小学校~高校までの教育は文部科学省が定めた
学習指導要領に基づいて行われています。

この期間で使用される教科書はすべて
文部科学省で検定を通った教科書です。

一方、大学ではそういった
検定を通った教科書を使用していません。

これは大学の教育に
学習指導要領が存在しないからです。

つまり、大学の教育は
それぞれの大学の教育に一任されている
ということ。

これは
高校までの教育は文部科学省の保証付
大学からの教育は文部科学省の保証無
ということと同じ意味になりますね。

だからこそ、高校までの勉強は
教科書丸暗記でテストで良い点をとれば大丈夫。
そこに勉強内容に対する疑いは全くなかったのです。
これが高校生までは「生徒」と呼ばれる理由になります。

「生徒」と異なり、大学における「学生」は
自ら学んでいく必要があります。

教科書に書いてあることが正しいのか。
そもそも書いてある主張におかしい所はないか。
そういったことを考えながら
学ぶ必要があるということです。

自分かなぜ大学に入って学んでいるのか
なんのために学ぶのか

この答えをもっているかそうでないかで
大学での学習内容にも大きな差が出そうです。

まとめ

本記事では
「なんのために学ぶのか」の書評・要約についてまとめました。

全部で5章ありますが、最初の1章・2章を読むだけでもかなり勉強になります。
隙間時間でもサクサクと読み進めることができるので
時間がない方でもおススメです。

ぜひいちど本書を手に取り、読んでみてください。

それではまた次の記事で!!

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